焼酎初心者が知っておきたい、簡単な焼酎選びの知識
いままであまり飲むことがなかった焼酎ですが、最近おいしいなと思うようになってきました。
焼酎は昔から日本で作られているだけあって日本料理によく合います。
焼酎選びが少し楽しくなるように、知っておくと便利な知識をまとめました。
焼酎の効能
心筋梗塞、脳梗塞の予防
心筋梗塞や脳梗塞は心臓や脳の血管に血栓が詰まることにより引き起こされます。
焼酎には血栓を溶かす作用のあるウロキナーゼを増やす効果があり、血栓症の予防に役立ちます。
ストレスの緩和
焼酎をはじめ、お酒にはリラックス効果があります。
ちなみになぜリラックスできるかというと、アルコールが知能を司る大脳新皮質の働きを鈍くするからです。
それにより、感情や食欲、性欲などの本能的な部分を司る大脳の古い皮質(旧皮質や辺緑系)の働きが活発になり、気分が高揚し、リラックスできるというわけです。
日曜の夜に飲むのが最適
焼酎は日曜の夜に飲むのが最適です。
日曜の夜は「また明日から仕事だ」という気持ちになり、他の日に比べてストレスが高い傾向にあります。
ストレスが高まると血栓が作られやすく血圧があがります。
そのため、心筋梗塞は月曜日に発生することが多いとの統計がでています。
阪神地区における急性心筋梗塞(AMI)患者の登録研究により,AMI発症パターンが曜日により異なるかどうかを検討した。その結果,曜日による発症の偏りはみとめられなかった。ただし,層別化解析を行うと,就労している人では月曜日,女性では土曜日に有意な発症のピークがみとめられた。
[2003年文献] 就労者では月曜日,女性では土曜日に急性心筋梗塞が多い
http://www.epi-c.jp/entry/e305_0_0004.html
日曜の夜に飲んでおくことでストレスが緩和され、血栓の予防や血圧の上昇が抑えられます。
それにより、心筋梗塞の予防に繋がります。
焼酎とあう料理
焼酎にはいもや米など様々な種類がありますが、種類によって相性のよい料理があるようです。
どのような料理と相性がよいのかを調べてみました。
いも焼酎
いも焼酎には脂ののった料理や煮物と相性がよいようです。
相性のよい料理
- かつおのたたき
- おでん
- さばの味噌煮
- 干物
- かき揚げ
米焼酎
米焼酎は、素材そのものの味を楽しむあっさりとした料理と相性がよいようです。
相性のよい料理
- さしみ
- ふろふき大根
- 酢の物
麦焼酎
麦焼酎はすっきりとした辛口タイプの焼酎で、麦の香ばしい香りが野菜炒めなどの炒め物にあうそうです。
相性のよい料理
- 野菜炒め
- ビーフステーキ
- シュウマイ
- 酢豚
- 春巻き
泡盛
泡盛は豚肉料理と相性がよいそうです。
相性のよい料理
- スペアリブ
- しゃぶしゃぶ
- エビのチリソース煮
- ゴーヤチャンプルー
- ラザニア
黒糖焼酎
黒糖焼酎と甘いタレの組み合わせが、お互いの味をよりひきたたせるそうです。
相性のよい料理
- すきやき
- 焼き鳥(タレ)
- 里芋の煮物
- カルボナーラ
- ポトフ
そば焼酎
そば焼酎は肉料理と相性がよいようです。
相性のよい料理
- ホイコーロー
- レバニラ炒め
- カキフライ
- 豚の生姜焼き
- 肉団子
おすすめ焼酎
僕のお気に入りの焼酎を紹介します。
朝日
朝日酒造がつくる黒糖焼酎。
フルーティな味わいで、ロックがおすすめです。
吉助
霧島酒造がつくる芋麹焼酎。
濃厚な甘みと香りが特徴。
こちらもロックがおすすめです。
焼酎は材料によって全然味が違ってきますし、各酒造メーカーが様々なお酒をつくっており、見ているだけでも面白いです。
みなさんもお気に入りの焼酎を探してみてはどうでしょうか。